7月19日(土)公民館夕涼み会
2025年7月20日 08時52分サマレク後、18:00より、公民館にて、夕涼み会が行われました。
各地区お祭り団体[伍神会](上難波いぶき会・恵良会・三島会・貴布弥会・網代会)が出店を出し、難波っ子も大勢楽しく参加しました。お祭り団体からのじゃんけん大会で豪華景品をいただく地域住民の皆様も楽しんでいました。
ステージを組み、カラオケや催し物も行われました。
國津比古命神社の宮入に奉納される庄区に伝わる獅子舞が舞いました。
【庄区 獅子保存会】
八反地区(正岡)に伝わる獅子舞と対をなす獅子舞で、八反地が「雄獅子」、庄が「雌獅子」。八反地が「お供獅子」、庄が「迎え獅子」と伝えられています。笛が特徴的で、100年以上受け継がれている獅子舞です。
当時の獅子舞は、明治20年代に旧北条市小川地区から習ったことが始まりとされています。一時期は少子高齢化や世代交代などの諸事情により消滅の危機に瀕していましたが、有志の方々による後継者づくりで徐々に参加者が増加。その後も会員数が維持され現在に至っています。年間を通じ、地域のお祭りやイベントで獅子舞が披露されるようになり、また秋祭り前には師匠役も含め30名を超える会員が集まり練習を行うなど、児童から高齢者まで幅広い年代が集うことで地域コミュニティー活性化にもつなげている。今後も後継者の確保に努めるとともに格式と魅力を兼ね備えた庄区の獅子舞を後世に残すべく活動を続けていきたい。
[参考文献 祝 風早開府1700年記念誌 祭都風早]
優雅な舞で太鼓・笛の音色がすばらしい一体感のある獅子舞でした。
【伊予万歳】
華やかな衣装をまとった団体が登場しました。
[下難波アヤメ会]※市指定無形文化財
松山藩主が正月を祝うために招いた尾張万歳が源流といわれる「伊予万歳」。庶民の哀歓を表現する踊りとして、中予地方で伝承されている農村郷土芸能です。三味線や太鼓、柏子木に唄も加わり、派手な装束で扇子を振りながら、にぎやかに舞い踊ります。テンポがよくリズミカルな「十二干支豊年踊」「松づくし」などは人気の演目です。
[参考文献 飛 北条市合併記念誌]
特に「松づくし」は様々な松を扇子に描かれた松を手や足、口で持ち、表現し、見応えのあるものでした。
そして、難波っ子も夕涼み会を盛り上げるべく、複数名がカラオケで会場を盛り上げました。
最後は、大勢の難波っ子で、校歌を歌い、会場が一体となりました。
公民館様、難波はらから会の皆様、そして伍神会の皆様、大変お世話になりました。難波っ子も地域の皆様の姿を見て、難波地域の魅力や伝統文化のすばらしさを肌で感じることができ、ますます難波が好きになっとことでしょう。私の席の近くの人が、伊予万歳を見て、「私も幼い時にしていたので、踊ろうと思えば踊れるよ。」とおっしゃり、手で拍子をとっていました。愛着と懐かしさ、不変的な文化体験の魅力を感じました。難波っていいとこですねぇ。難波っ子が今後も地域の魅力やすばらしさを味わえるといいなと思いました。地域の皆様、是非、学校にお声掛けください。