10月1日(水)ホンモノ体験プロジェクト ヴァイオリン・ピアノコンサート
2025年10月1日 15時11分今朝は登校後、子供たちが児童玄関にある掲示板に集まって何やら読んでいます。「あ、この人知っている。」「あ、地域にあるのお店だ。」等の声が聞こえます。
今日は、プロのヴァイオリ二ストの竜馬さんとピアニストの菜々子さんが本校で「ホンモノ体験プロジェクト」と銘して、コンサートをしていただける日なのです。これは、北条を愛する近隣の大学生が、北条の子供たちに本物の体験をしてもらい、夢の幅を広げるとともに、北条地域の活性化につなげ、北条の良さを未来ある子供たちに伝えたいというう思いから計画し、竜馬さんと菜々子さんに賛同をいただき、実現しました。
「北条元気プロジェクトチーム」の6名の大学生が大学の先生の協力を得て、計画・準備・運営をしました。大学生が直接地域の方々に説明に行き、賛同を得て、協力していただきました。大学生にとっても、社会とつながる勉強の場となり、小学校としても大変有難く、有意義な行事の1つとなりました。
ヴァイオリンとピアノによるプロの迫力ある演奏を直接間近かで聞き、素晴らしい音色を味わい、素敵な時間になりました。また、子供たちも知っている、聞いたことがある曲をセレクトしてくれており、曲調に合わせてリズムを取る子供たちもいました。
そして、なんと竜馬さんが演奏で使っているヴァイオリンを使ってヴァイオリンを弾く体験を全校のみんなにさせていただく時間をとってくださいました。子供たち一人一人に手を取り、直接弾かせていただき、子供たちも大喜びです。きれいな音の出にくいヴァイオリンですが、みんなきれいな音を出していたので、難波小の先生方はびっくりしていました。
演奏の締めくくりは、沖縄の人や首里城に想いを寄せて、竜馬さんが作詞・作曲した「首里」を弾いてくれました。
演奏後は、質問コーナーを設けてくださり、子供たちからのたくさんの質問に答えてくださりました。
そして、最後に全国各地で演奏をしている竜馬さんから、子供たちにメッセージをいただきました。
「住み慣れた地域であり、見慣れた景色は当たり前のようにあるけれど、難波・北条地域はとても素晴らしい・魅力ある地域です。大人になって地域から離れることもあるかもしれないけれど、離れてわかることもあります。ふるさとは一つしかありません。ふるさとの魅力を味わい、大切にしてください。」
様々なご縁と難波・北条地域を愛する方々とのつながりで、今回の行事ができました。お世話いただきました大学生の皆さん、そしてご理解・ご協力をいただきました竜馬さん、菜々子さん、本当にありがとうございました。