10月29日(水)夢くれよん様の影絵
2025年10月30日 08時03分夢くれよん様は、河野地域の影絵をするボランティア団体です。長年活動を続けており、周辺の小学校や幼稚園・保育園、公民館などで公演をしています。今回、縁あって難波小学校での公演をお引き受けくださいました。
舞台を設営するはたくさんの道具があり、時間もかかるのですが、さすがはキャリアが長いメンバーです。手慣れたものでした。舞台裏を見れるのも楽しいものでした。
さて、今回は2つ上演してくださいました。1つ目は、昔話の定番「さるかに合戦」です。
2つ目は、「アリとキリギリス」です。
暗闇にぼんやりと、しかし鮮やかに写るアナログ的な映像の世界に難波っ子は引き込まれ、上演中は物音1つしないほど、影絵の世界に浸っていました。
後で聞いたのですが、影絵をしている講師の方々は、いるはずの子どもたちがあまりにも静かだったので、本当に子どもたちが見ているのかと疑問に思ったそうです。
2つの上演が終わった後、感想コーナーや実際に影絵で使った登場人物(サルやカニ、アリなど)の操作を体験させていただき、操作の難しさを難波っ子は感じていました。
影絵を初めて見る子もいて、楽しいひと時となりました。中には、「さるかに合戦」のお話を初めて見る(聞く)子もいました。日本昔話や絵本を幼少期に見たり聞いたりする機会も減っているのだと思いました。この機会にぜひご家庭でも手に取っていただけたらと思います。
裏方でどのようにしてしているのかを先生方に見せてくださいました。動かし方や見せ方、音響等、たくさんの工夫がありました。ボランティアで取り組む域を超えていると感じます。
子どもたちのためにありがとうございました。とても素敵な影絵の公演でした。今後の御活躍を祈願しております。
昔の学校には当たり前のようにあったOHPの機器を影絵の明り取りに使っているのですが、老朽化でいつ故障するか分からないようです。使えなくなると影絵ができなくなるとのことです。どうにかして続けれないかと思います。